お風呂選びは、家づくりの中でもかなり悩むポイントのひとつ。どれも同じように見えて決めにくいですよね。
各メーカーのショールームを巡った結果、最終的に我が家が選んだのはタカラスタンダードのビルダー向け商品「リラクシア」でした。


決め手となったのは、ホーロー素材の頑丈さと掃除のしやすさ、そして構造の安心感です。
この記事では、我が家がリラクシアを選んだ理由と、こだわりポイントを紹介します。
ホーローの魅力:頑丈で長持ち

タカラといえば、やはりホーロー。
金属の強さとガラスの美しさを合わせ持つ素材で、毎日のお風呂掃除でも傷つきにくく、カビや汚れが染み込みません。
タカラスタンダードでは実際にホーローの強度と清掃性の高さを体験できるのですが、ワイヤーブラシで擦っても傷がつかない頑丈さと、油性ペンも水だけで簡単に落ちる清掃性の高さを目の当たりにしました。
長く使うほどに実感するのが、他の素材との耐久性の違い。
「丈夫で長くきれいに使いたい」という方にはぴったりの素材です。
鏡・棚・フックを外したミニマル設計

我が家では、鏡・棚・シャワースライドバーなど外せるものはすべて外すことにしました。
お風呂の鏡はすぐに曇って見えなくなりますし、掃除の手間も増えるため、思い切って撤去。
必要になれば、マグネット式の小さな鏡を後付けすれば十分です。
結果的に、減額にもつながり、掃除が圧倒的にラクになります。
マグネット製品で自由にカスタマイズ
暮らしながら調整できる快適さ
ホーロー壁のもう一つの魅力は、マグネットが使えること。
後から収納を追加したり、位置を変えたりできるので、暮らしながら自分たちに合った使い方ができます。
今のトレンドは浮かせる収納だと思うので、ブラシもオケも椅子も全部浮かせてカビが少ないお風呂を目指しましょう!
「最初に完璧を目指さず、暮らしながら整えていく」という考え方にもピッタリの構造です。
頑丈な「キープクリーンフロア」
床には、タカラのキープクリーンフロアを採用しました。
見た目はシンプルですが、硬くて頑丈。長期間使ってもたわみやひび割れが起きにくいのが特徴です。

キープクリーンフロアのタイルは大判で目地も少ないため清掃性も高いです。一見冷たそうに見えますが、お湯を少しかけただけでポカポカの床に大変身しちゃいます!
他メーカーとの比較
TOTOの「ホッカラリ床」も魅力的でしたが、下地が柔らかい素材ゆえに数十年後のひび割れリスクが気になりました。
各社お洒落なものや使い勝手の良いものはありましたが、タカラが一番「シンプルで質実剛健」という私の理想のお風呂を作っていました。
お風呂は毎日家族が使う場所なので、我が家は着飾ることなく品質を求めました。
ステンレス製の排水口が嬉しいポイント
排水口のザルやフタがステンレス製なのも、タカラならでは。
プラスチックよりも耐久性があり、ヌメリや汚れも落としやすいので、清潔さを保ちやすいです。

小さな部分ですが、こうした細部のこだわりが、長く使ったときの快適さにつながります。
地震に強い「フレーム構造」

一般的なシステムバスは支柱だけで支える構造ですが、タカラのお風呂はフレーム構造の架台でしっかり支えています。
これにより、震度6強の地震にも耐えられる強度を実現。
日本の住宅において、こうした“見えない部分の強さ”はとても大切。
構造の安心感も、リラクシアを選んだ大きな理由のひとつです。
扉はホテルライクな「開戸×クリアガラス」
浴室の扉は、開戸タイプのクリアガラスを選びました。
開き戸は開閉がスムーズで、見た目もスタイリッシュ。
ホテルのような雰囲気を演出できます。

我が家は洗面と脱衣室を分けた間取りなので、透明扉でもプライバシー面の心配がありません。
光が抜けることで空間が広く感じられるのもお気に入りです。
まとめ:長く快適に使える「リラクシア」にしてよかった
最初はおすすめで出てきやすい「TOTO」のお風呂にしようとなんとなく思っていましたが、様々なメーカーを見学に行く中で、タカラスタンダードに出会いました。
住宅設備は決めるものがいっぱいあって「これでいいや」となりがちですが、毎日使う設備は特に比較検討する必要があると思います。
毎日使う場所だからこそ、見た目よりも“耐久性と使いやすさ”を重視して正解でした。
掃除がしやすく、頑丈で、デザインもすっきり。
これからお風呂を検討する方にも、タカラスタンダードのリラクシアは本当におすすめです。
💡これからお風呂を検討する方へ
ショールームでは「鏡なし」「棚なし」などの相談は少し勇気がいりますが、
実際の暮らしを考えると、必要なものだけ残すシンプル設計が一番。
逆にこう考えてください「必要になれば後から足せる」まずは引き算で考えてみてはどうでしょうか。
ホーローの強さと清潔さを求めるなら、ぜひ一度タカラのショールームを見てみてください。
長く快適に使えるお風呂の良さを、きっと実感できると思います。


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