地盤改良は、家づくりの中でも
「削れない」「後戻りできない」「家の根幹に関わる」工事🏠

我が家では、ハウスメーカーの見積もり段階で、地盤改良費として120万円程度を想定してもらっていました。
高くてもそのくらいだろう、という認識だったからです。
しかし実際に地盤調査を行った結果、予想よりも地盤が緩く、柱状改良工事が必要と判定されました。
最終的にかかった費用はなんと150万円😅
最初に聞いた時頭が真っ白になりました。

それでも地盤改良は家の基礎の基礎!
建物の耐震性能がどれだけ強くても、地盤が緩いと意味がありません。
自分たちの命と、家の寿命を伸ばすためには必要なこと!
この記事では
- 実際の地盤調査結果
- 採用した地盤改良工法の内容
- なぜ費用が増えたのか
- 見積もり段階で確認しておくべきポイント
この4つを、私たちの実体験をもとにまとめました。
我が家の地盤改良工事の概要

まずは、今回実施した地盤改良工事の概要です。
- 工法:スクリーンフリクションパイル工法(柱状改良)
- 工事期間:2025年10月20日〜21日(2日間)
- 杭本数:49本
- 杭径:φ216.3mm
- 掘削深度:6.70〜7.05m
- 総掘削長:334.87m
- 使用セメント量:11.0t
正直、「これだけ量を7mも打ち込めば、そりゃ高いか・・・」と感じました。
ちなみにこの工法は、仮に家を取り壊したりしても、次に家を建てる場合地中の杭を撤去しなくてもいいそうです!
地盤調査では何をしているの?
我が家で行われた地盤調査は、「スクリューウエイト貫入試験(SWS試験)」です。
「なんだそれ?」って感じですよね。

ロッドの先端にスクリューポイントを取り付け、荷重を段階的に増やしながら地盤に貫入させていきます。
- 5kg → 15kg → 25kg → 50kg → 75kg → 100kg
- 100kgでも沈まない場合は、回転数によって地盤の硬さを評価
なお、試験は以下の条件で終了します。
- 貫入深度が10mに達した場合
- 5cmあたりの半回転数が50回以上になった場合
- 固い地盤に到達した場合
- 大きな障害物に当たった場合
SWS試験はあくまで「簡易的な調査」であり、最終的な工法判断は総合的に行われます。
なぜ柱状改良が必要だったのか

地盤調査報告書では、地盤改良が必要と判定されました。
理由は、軟弱な地層がGL-0.50m〜GL-6.25m付近まで広く分布していたためです。
表層だけでなく、6m以上の深さまで支持力が不足していました。

簡単に言うと、家の下の地盤がゆるゆるのふにゃふにゃだったんです!
この状態では表層改良では対応できず、柱状改良工事が必要という判断になります。
スクリーンフリクションパイル工法とは?
今回採用したのは、「スクリーンフリクションパイル工法」という柱状改良工法です。

- ケーシングを回転させながら掘削
- 先端でセメントミルクを注入
- 地盤と大きく撹拌せず、摩擦力で支持力を確保
表層改良よりは費用がかかりますが、鋼管杭よりはコストを抑えやすい工法です。
なぜ費用が120万円→150万円になったのか
費用が増えた一番の理由は、杭の本数と深さです。
- 杭本数:49本
- 最大杭長:約7m
- 総掘削長:334.87m
1本あたりの単価は極端に高くなくても、本数と深さが増えると、最終的な金額は一気に膨らみます。
見積もりに地盤改良費が入っていない人へ

我が家は最初から120万円の想定があったため、精神的なダメージは比較的小さく済みました。
もちろん地盤が強固で地盤改良の必要がないのが理想ですが、見積もりに地盤改良費が含まれていない場合、後から大きな負担になることもあります。
契約前に、ハウスメーカーへ以下の項目を確認しておくのがおすすめです。
- 地盤改良費はいくら想定しているか
- 想定工法は表層改良・柱状改良・鋼管杭のどれか
- 想定杭長と本数
- 地盤保証の年数と保証額
- 中地盤保証の有無
- 残土処分費は含まれているか
まとめ
地盤改良は運の要素が大きい工事です。
だからこそ、見積もり段階である程度の想定額を入れておくだけで、家づくりの精神的な負担は大きく減らせます。

運良く地盤改良の必要がなければちょっと得した気分になれますね☺️
これから家づくりをされる方は、契約前に一度、地盤改良費について確認してみてください。

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