断熱について調べ始めると出てくる疑問。

断熱等級6ってやりすぎかな?
寒冷地で性能ってどこまで上げたらいいの?
これから家を建てる人が、いちばん悩むポイントのひとつですよね。
我が家は 5地域(富山県)でUA値0.46・断熱等級6(G2レベル) を選びました。
でも正直なところ、まだ住んでいない今の段階では“これが絶対の正解”とは言い切れません。
それでも等級6を選んだのには、はっきりとした理由があるので、参考にしてみてください。
断熱等級とは?まずは等級1〜7をざっくり解説
断熱等級は、住宅の断熱性能を表す国の基準です。
数字が大きいほど「外気の影響を受けにくい=快適で省エネな家」になります。
| 等級 | 断熱性能のイメージ |
|---|---|
| 等級1〜3 | 旧基準。今の新築ではほぼ使われないレベル |
| 等級4 | 少し前までの最低基準 |
| 等級5 | 現在の高性能住宅の“入口”レベル |
| 等級6 | G2レベル。寒冷地でも安心感が出てくる |
| 等級7 | かなり高性能。付加断熱やトリプルガラスが必要なことが多い |
日本の地域区分と、富山は「5地域」
日本は気候によって 1〜8地域 に分かれています。
数字が小さいほど寒く、
数字が大きいほど温暖です。
富山県は 5地域。
全国的に見ると「中間〜やや寒い」エリアで、
✔ 冬は雪
✔ 朝晩はかなり冷える
✔ 暖房期間が長い
という特徴があります。
だからこそ、断熱性能は妥協しづらい地域なんです。
詳しい地域区分はこちらをご確認ください

我が家が「断熱等級6」にした理由

我が家も最初は 断熱等級7 に憧れました。
ですが等級7を目指すには
- 付加断熱(壁の外側にも断熱材を追加)
- トリプルガラスの高性能樹脂サッシ
がほぼ必須になり、予算とのバランスが悪いと感じました。
そこで現実的なラインとして選んだのが
👉 UA値0.46・断熱等級6(G2レベル)
性能とコストのバランスを考えた「落としどころ」でした。
ただ、UA値0.46はG2レベルの最低ラインなのでもう少しUA値を上げておきたかった気持ちもあります。
窓はペアガラス…ここは正直ちょっと不安
我が家の窓は 樹脂サッシ+ペアガラス(YKKAP APW330) です。

もちろん性能は悪くありませんが、
理想は「できるならトリプルにしたかった」 という気持ちはあります。
なぜなら、家の熱の出入りの 約7割は窓から と言われているから!
予算の都合で今回はペアにしましたが、
もしこれから建てる人に余裕があるなら
窓だけはケチらずトリプルを強くおすすめしたい
断熱はもちろんのこと、結露対策にもなりますし、防音性能も上昇します。
「等級5で十分」は将来ちょっと怖い
最近、国の断熱基準はどんどん引き上げられています。
今は等級5が一般的に見えても、
将来的には
「最低基準が等級6」
さらにその上に 等級8・9のような基準が出る可能性 も十分あります。
そうなったときに

あの時もっと性能上げておけばなぁ・・・
となるリスクを考えると、
寒冷地での等級5は少し心もとないと感じました。
地球温暖化等で気候変動が激しくなり、今後どうなるかはわかりません。
転ばぬ先の杖として、万全を期しておくことは重要だと思います。
数値だけじゃない。「体感の暖かさ」も超重要

断熱性能は数値で語られがちですが、
実際の暮らしの快適さは“体感”にも大きく左右されます。
我が家がこだわったのは 杉の無垢床。
杉は針葉樹なので、
- 冬はほんのり暖かく感じる
- 夏はサラサラして気持ちいい
という特徴があります。
同じ室温でも
突板やシートフローリングとは体感温度がまるで違うんです。
WB工法で「外気が直接入らない」安心感
我が家は WB工法 を採用しています。
WB工法は一般的な24時間換気(第3種換気)のように
外気をそのまま室内に取り込む仕組みではありません。

そのため、
- 外気温の影響を受けにくい
- 冬の冷気が直接入りにくい
という特徴があり、
断熱性能の数値以上に 室内の温度変化が穏やかになる効果 が期待できます。
まとめ|寒冷地で等級6は「安心を買う選択」
まだ住んでいない今の段階では、
「断熱等級6が絶対正解」とは言い切れません。
ただ、
✔ 将来の基準引き上げ
✔ 寒冷地の暖房期間の長さ
✔ 数十年住む家であること
を考えたときに、
等級6は“やりすぎ”ではなく“安心ライン” だと私は判断しました。
これから家づくりをする方の参考になれば嬉しいです。

コメント