無垢床ってとってもおしゃれで素敵だけど費用はどれくらいなんだろう?気になっている人も多いと思います。そこで今回は私たち夫婦が選んだ杉の無垢床の費用を大公開したいと思います!

私は富山県の地元ハウスメーカーで家を建てていて、水回り以外の床を全て『杉の無垢床』にしました!かかった費用はなんと・・・総額〇〇万円。
杉の無垢床を家全体に使用すると一体いくらになるのか、数ある床材からなぜ私たち夫婦が杉の無垢床を選んだのかを徹底解説!
杉の無垢床を選んだ理由
床材って家の印象を決める上でもとっても大切ですし、毎日必ず触れる場所でもあるのでとっても悩んじゃいますよね。私たちは無垢床にしたい!とは思っていましたが、明確にこの樹種とは決めきれていませんでした。
あるとき、知り合いの家を見に行った際に杉の無垢床の部屋があったんです。入った瞬間『これだ!』となるくらいの気持ちのいい足触り。杉のリラックスできる香り。完全に心を奪われました。
そして私たちのハウスメーカーの標準仕様が杉の無垢床だったので願ったり叶ったりでした。

実際に触って感じたメリット・デメリット
とはいえデメリットも少なからずありますし、下手すると一生後悔して過ごすことになりかねませんので、まずは杉の無垢床のメリット・デメリットを覚えておいてください。
杉の無垢床のメリット
- さらさらした肌触りで気持ちがいい
- 空気を多く含んだ針葉樹なので、触ると夏ひんやりとしていて、冬は暖かい
- 杉の少し甘い香りが部屋に広がるのでリラックスできる
- 小さな凹みであれば、濡れタオルを傷の上に敷いて一晩置くと元に戻る
- 床自体がどこまでいっても同じ素材なので、傷によって下地が見える心配がない
- 調湿性がある
- 経年変化で色味が濃く変わる
- 比較的安価
杉の無垢床のデメリット
- 傷が付きやすい
- 湿度により伸縮するので夏は膨張して一枚一枚の隙間が狭くなるが、冬は乾燥して縮むため隙間が開く
- 開いた隙間にゴミが詰まる
- 無垢床に慣れていない大工が施工すると、伸縮を計算できず反りやガタつきの原因になる
- 経年変化する
杉の無垢床にかかった費用(総額公開)

まずは杉の無垢床にかかった費用ですが、結論から言うと『約50万円』になります!皆さんはこの金額高いと思いました?思ったより安いと思いました?他の床材を価格比較していなかった私たちは、相場が分からなかった為正直あまり高いとは感じませんでした。
私たちが選んだ杉の種類は、一等材と言うもので節がまばらに存在するものです。その上に上小節という小さな節はあるがあまり目立たないもの。さらにその上に無節という全く節のないものがあります。元々は上小節を1階に選択していた我が家ですが、減額のために一等材に変更しました。その際の差額が約15万円。
33坪の我が家ですが、細かく言うと『メインの床には杉の無垢床』『脱衣室にはボロン』『キッチンにはフロアタイル』を採用していて、1階の床は30mm、2階には15mmの杉の無垢床を採用しています。
まとめ
今回は杉の無垢床の費用を公開してみました。無垢床は高いからと諦めているそこのあなた!無垢床は樹種や節の有無によって価格が大きく変わります。ハウスメーカーによって多少の上下はあるかと思いますが、無垢床でしか味わえない満足感や充実感もあると思うので、検討してみてはいかがでしょうか。
他にも突板や引板、私たちが水回りに使用した床材の解説は次の記事で紹介したいと思っています。
杉の無垢床はこんな人におすすめ
杉の無垢床がおすすめな人は・・・
自然素材が好きで傷や汚れも味として楽しめ、経年変化を美しさと捉えることができる人。
肌触りや香りに敏感で、感性が豊かな人。
本物の素材にこだわりたい人。
夏涼しく、冬暖かい床を求める人。
メンテナンス費用を抑えて長持ちする家を建てたい人。
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