高額すぎて断念した注文住宅のオプション6選

家づくり

──やめた理由と、後悔しない考え方

注文住宅の打ち合わせが進むにつれ、色々調べるほどに魅力的なオプションは次々に現れます。
しかし現実は、すべてを採用できるほど予算は無限ではありません。

我が家も例外ではなく、最終的にいくつかの高額オプションを断念しました。
ただし、「後悔した」のではなく「納得の行く形で断念」しました。

この記事では、

  • 実際に見積もりまで進んだ高額オプション
  • なぜ欲しかったのか
  • なぜ断念したのか
  • 代替案と今の満足度

を正直にまとめています。
これから家づくりをする方の「取捨選択」の参考になれば幸いです。


我が家の前提条件(判断の軸)

  • 建物本体価格:約3,500万円
  • オプション予算枠:約100万円
  • 耐震:許容応力度計算による耐震等級3
  • 地盤改良費:約150万円(想定外)
  • 予算増の主因:
    • ウッドワンのⅡ型キッチン
    • 照明・造作家具などの“ちりつも”

👉 「毎日使う場所」と「構造の安心」は優先、
 それ以外は冷静に見直す
 という方針でした。


① 木製サッシ(差額 約100万円)|素材感は最高。でも…

【社長ブログ】パッシブハウス用のトリプルガラス高性能木製サッシスマートウィン「佐藤の窓」窓の性能と構造を考える
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欲しかった理由

  • 無垢材ならではの質感
  • 室内外の雰囲気が一段上がる
  • “本物”の素材への憧れ

断念した理由

正直なところ、
「サッシに100万円は出せなかった」
これがすべてです。

性能面で致命的に劣るわけではありませんが、
予算100万円あれば他にできることが多すぎました。

代替案と満足度

  • 室内側に木製の化粧枠を標準仕様で採用しているハウスメーカーだった
  • 見た目の満足度は十分

👉 雰囲気は出せる。費用対効果を考えると正解だった判断


② 薪ストーブ(総額 約250万円)|未練はあるが、タイミングの問題

欲しかった理由

  • 炎のある暮らしへの憧れ
  • 冬の主暖房としての魅力
  • 非日常感

断念した理由

最大の理由は検討タイミングです。

  • 間取りがほぼ固まった後に候補に浮上
  • 煙突・耐熱壁・床補強など大幅な変更が必要
  • 追加250万円は現実的ではなかった

今の評価(A:いつかやりたい)

正直、未練はあります
ただし、

  • 最初から「絶対に採用する」と決めていれば可能性はあった
  • 後付けを目標にすることで、今は納得できている
  • 我が家のウッドデッキスペースは土間部分が完全に軒で隠れるので、将来簡易的な半外空間にリフォームして薪ストーブを設置することが可能

👉 これは「後悔」ではなく「将来の楽しみ」


③ ジョリパット(差額 約70万円)|性能より初期コストを優先

塗り壁材・外壁材/ジョリパット | アイカ工業株式会社
アイカ工業の塗り壁材・外壁材/ジョリパットです。アイカ工業の商品情報です。接着剤、補修・補強材、機能材料等の化成品から、塗り壁、メラミン化粧板、不燃建材、化粧フィルム、塗り床等の建装・建築素材まで多彩な商品をご案内。

欲しかった理由

  • 弾性リシンより耐用年数が長い
  • 意匠性が高い
  • 塗り替え頻度を抑えられる

断念した理由

  • イニシャルコストが高い
  • 弾性リシンの耐用年数・メンテナンス費を理解した上で判断

※ 外壁については別記事で詳しく解説済み

今後の可能性

  • 将来の塗り替えタイミングで、資金に余裕があれば再検討

👉 初期費用を抑え、将来の選択肢を残す判断


④ 寝室のプライベートテラス(約100万円)|憧れは形を変えて実現

欲しかった理由

  • 妻の強い憧れ
  • 寝る前に外で過ごす優雅な時間

断念した理由

  • コスト
  • 1階寝室でテラスをとると庭が狭くなる
  • 他の間取りでも実現できそうだった

代替案(C:納得できた)

  • リビングの庭をウッドフェンスで囲い、プライベートテラス化

👉 使う頻度と満足度を考えると、むしろこちらで正解


⑤ プレウォール工法(約100万円)|安心はすでに確保できていた

プレウォール工法|耐震性、省エネ、耐久性をかなえるワンランク上の快適さへ。高品質軸組パネル「プレウォール」
耐震性、省エネ性、耐久性をかなえるワンランク上の快適さ。在来工法と2×4工法(ツーバイフォー)のいいとこどり、高品質軸組パネル「プレウォール」。

欲しかった理由

  • 地震への備え
  • 構造的な安心感

断念した理由

  • 許容応力度計算で耐震等級3を取得済み
  • これ以上の投資は「過剰」と判断
  • 余裕があれば採用した方が良いのは理解している

評価(B:やめても不安は無い)

  • 安心材料としては魅力的
  • ただし、現状の耐震性能で十分

👉 数値で裏付けられた安心があるなら、追加投資は不要と判断。


⑥ キッチン天板 クォーツ(フィオレ)ストーン(差額 約40万円)|美しさの方向性の違い

欲しかった理由

  • 高級感
  • 傷・汚れに強い

断念した理由

  • 差額40万円
  • 経年美化を楽しめる素材にも夢があった

代替案(C:納得)

  • ステンレス天板(バイブレーション仕上げ)

👉 使い込むほど味が出る素材を選んで正解
詳しくはキッチン記事で紹介しています。


高額オプションを断念して学んだこと

  • 「高い=正解」ではない
  • 判断基準は価格ではなく優先順位
  • 代替案を考えれば満足度は落ちない
  • 未練が残るものは「いつか」に回してもいい
  • 家は少しずつ完成させていくこともできる

まとめ|後悔しないための考え方

※この記事には広告が含まれます

高額オプションや間取りを前にして迷ったとき、
我が家は「全部を採用する」よりも
「何を優先するか」を考えることが大事だと感じました。

もし今、間取りから悩んでいるなら、
第三者に整理してもらうのも一つの方法です。

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高額オプションをやめることは、
妥協ではなく選択です。

我が家の場合、

  • 毎日使うキッチン
  • 居場所の多さ
  • 照明計画
  • 妥協のない家具
  • 構造的な安心

ここにお金を使ったことで、
他を手放しても納得できました。

これから家づくりをする方には、
ぜひ「全部を取ろうとしない勇気」を持ってほしいと思います。

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