外壁は板張り+弾性リシンで後悔しない?メリット・デメリットとメンテナンス費用を解説

外観・外構

外壁選びは「見た目だけ」で決めると、後悔するかも!?

実際に私たちも、
・板張り
・塗り壁(ジョリパット・そとん壁など)
・ガルバリウム
でかなり悩みました。

ryo&haru
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夫婦で意見が割れたり、正解がわからなくなることもあったね。

結論として我が家は「板張り+弾性リシン」を選びましたが、
これは見た目だけでなく「コスト・メンテナンス」のバランスを考えた結果です。

ただし、外壁は選び方を間違えると
・メンテナンス費が高くなる
・後から後悔する
・好きになれない

といったリスクもあります。

この記事では、実際に検討した外壁と比較しながら、
なぜこの組み合わせにしたのかを解説します。

外壁の候補にあがった種類とそれぞれの特徴

まずは私たちが外壁を選ぶ際に候補に上がった種類と、それぞれの外壁材の特徴を紹介したいと思います。

有名どころから、少しコアなものまで検討した我が家の外壁候補をご覧ください。

外壁で後悔しないために大事なこと

外壁は見た目だけでなく、間取りや建物の形によっても大きく変わります。
先に間取りをしっかり考えることで、外観やコストのバランスも取りやすくなります。

※複数の間取りを比較することで後悔を減らせます

ガルバリウム鋼板

まずは最近大人気の外壁材、ガルバリウム鋼板!

ryo&haru
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私たちも最初はメンテナンスのことも考えてガルバ一択って考えてたね

ガルバリウム鋼板は金属製の外壁材で、そのスタイリッシュな見た目と耐久性が特徴です。

メリットとしては、何といっても耐久性です。
私の実家がガルバなのですが、25年間ノーメンテで全く問題なく、色褪せやサビも発生していません。

デメリットは案外多く、防音性が低く電波を通しにくい
鉄板なので衝撃で凹む。傷がつくとそこから錆びる可能性がある。
倉庫のような見た目になる。

私たちが結果的にガルバを断念した理由は見た目です。
耐久性が高いのはとっても魅力的なのですが、お互いにどうしても見た目が好きになれませんでした。

せっかくこだわった家を作るなら、好きになれる家にしよう!
と言うことでガルバを断念しました。

ガルバリウムはこんな人におすすめ

  • 無骨で無機質な見た目が好き
  • とにかくメンテナンス費用を抑えたい

そとん壁

商品紹介 商品ラインナップ 高千穂シラス~100%自然素材の健康・省エネ建材
商品紹介 商品ラインナップ 高千穂シラス株式会社の「シラス壁」は、100%自然素材の外装および内装仕上げ材。調湿・消臭機能に優れ、結露、シックハウス、カビなどの悩みも解消。壁材として省エネ・節電にも貢献する、化学物質を一切使用しない健康建材...

これはあまり聞き馴染みがない方も多いかと思います。
そとん壁はシラス大地のシラスを原料にした100%自然素材の塗り壁外壁です。

その独特な色味とテクスチャーが特徴で、メンテナンスフリーな外壁材としてとても魅力的です。

メリットは、調湿性や防水性まであり汚れもつきにくく、カビにくい。
高耐久で30年以上塗り直しが不要。
左官仕上げで高級感のあるデザイン。
目地がなく、綺麗に見える。

デメリットは初期費用が高くなること。
左官屋さんの腕によるクオリティーの差が出る。
凍害の恐れがある。

メリットが多いそとん壁ですが、我が家が採用しなかった理由は『凍害』のおそれがあったからです。

凍害とは水分が凍ったり溶けたりを繰り返すことで、外壁材がひび割れたり剥離する現象です。

私の住んでいる富山県は、冬になると氷点下になることは日常。
凍害で劣化が早まりメンテナンス費用がかかってくることが予想できたので、断念しました。

そとん壁はこんな人におすすめ

  • 初期コストを惜しまない
  • 周りの家と被りたくない
  • メンテナンスを少なくして風合いを大事にしたい
  • 自然素材が好き

ジョリパットネオ

塗り壁材・外壁材/ジョリパット | アイカ工業株式会社
アイカ工業の塗り壁材・外壁材/ジョリパットです。アイカ工業の商品情報です。接着剤、補修・補強材、機能材料等の化成品から、塗り壁、メラミン化粧板、不燃建材、化粧フィルム、塗り床等の建装・建築素材まで多彩な商品をご案内。

次に検討にあがったのがジョリパットネオの吹き付け仕上げ

ジョリパットとはアイカ工業から販売されているセメント・骨材・混和剤練り合わせた塗り壁剤です。

柔軟性があり、地震などによるクラックに強い。
耐久性も高く、20年〜30年。
吹き付けでも左官でも施工が可能。
目地がなく見た目が良い。

汚れがつきやすい。
湿気が溜まるところにはカビが生えやすい。
そとん壁ほどではないが、初期費用が多少かかる。

ryo&haru
ryo&haru

我が家は予算の関係で諦めたけど、理想はこのジョリパットだったんだよね。

ジョリパットネオはこんな人におすすめ

  • 外壁にかける予算に余裕がある
  • 塗り壁のデザインが好き
  • 耐久性とデザインを両立させたい

ファサードラタン

注目の板張り外壁「ファサードラタン」。メリット・デメリットは? | INFORMATION | D.O.A 空間工房 [ドア]
有限会社D.O.A

ファサードラタンは簡単に言えばスノコ貼りのようなイメージで、板張りの派生系のようなものです。
壁に厚めのスノコが貼ってあるのを想像してもらえると分かりやすいかもしれません。

メリットは通気性と耐久性。
空気が常に通っているので、木が健康に長持ちします。
デザイン性も高く、カフェのような見た目かも?

デメリットは、普通の板張りに比べ費用がかかることがあります。(透湿防水シートや施工の費用が上がりやすい為)
経年変化で、色が変化していく(茶色→グレー)

我が家が採用を見送った理由は、私たちのハウスメーカーに施工した実績がなかったからです。

ファサードラタンの実績があり勝手がわかっているメーカーであれば検討してみてはどうでしょうか?

ファサードラタンはこんな人におすすめ

  • 木の外壁が好き
  • 経年変化を楽しめる
  • 他とは一味違った外壁にしたい
  • 自然素材な家にしたい

板張りを選んだ理由

我が家の板張り外壁

そんな我が家が最終的に採用した外壁が板張りの押縁仕上げになります。

私たちはその杉板に「ウッドロングエコ」という普及菌の繁殖を防ぐ自然塗料を塗って仕上げました。

私たちの選んだハウスメーカーでも押縁仕上げはよく使用していたこともあり、見た目の印象も実際に見てわかっていました。

メリットは、耐久性の高さ。
風合いの良さと経年変化。
外壁材としてなくなることのない材料。

デメリットは、周辺環境や施工によっては、腐ったりカビが生えることがある。
色味の変化に好き嫌いがある。
施工精度にムラが出やすい。

板張りの最大のメリットでもありデメリットにもなりうる特徴、それが『経年変化』

お寺とか昔の家なんかの板張り外壁を見たら分かりますが、シルバーグレーと呼ばれる何とも言えない色に変化していますよね。

板張り外壁の様々な色合い

化学製品は経年劣化していく中で、自然素材は使えば使うほどに味わいを増していきます

ryo&haru
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色味が移り変わっていって、風合いが出てくる様子を見るのが楽しみだなぁ

板張りはこんな人におすすめ

  • 経年変化を楽しめる
  • 自然素材を使った家にしたい
  • 落ち着いた感じの家にしたい
  • 材料がなくならない安心感が欲しい

弾性リシンを選んだ理由

施工直後の弾性リシン外壁

我が家は全て板張りを採用したわけではありません。
1階の半分に「弾性リシン」という外壁材も使用しています。

メリットは、揺れに追従するので、ひび割れに強い。
塗り壁のような落ち着いた風合い。
費用が安価。

デメリットとして、耐用年数は短めで7年程度で塗り替えが必要
目地が出るので塗り壁ほどの美しさはない。
メンテナンス費用がかかる。

耐用年数は短いですが、軒をしっかり出し雨や雪に触れにくくすることで、耐用年数を15年以上に引き延ばすことができます。

そして、後々メンテナンスが必要だということもわかった上で採用することが重要です。

10年後、20年後にメンテナンスを想定していないと、急な出費に悩まされ精神的にも金銭的にも辛い思いをしてしまいます。

ryo&haru
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メンテナンスがかかってでも好きな見た目にしたかった!

私たちは、塗り替えの費用を極力抑えるために1階の半分だけに弾性リシンを使用することで、塗り替え時の足場を少なくし、面積を抑えることでメンテナンスコストを減らす作戦です。

外壁にとって重要な軒!どれくらい出せばいいの?
詳しく知りたい方はこちらの記事もあわせてチェックしてみてください
軒90cmは正解?我が家が軒を90cmにして感じたメリット・デメリット

弾性リシンはこんな人におすすめ

  • 初期費用を下げたい
  • メンテナンス費用を出せる
  • 塗り壁風の外壁に憧れる

外壁のメンテナンスについて

家を建ててから重要になってくるのがメンテナンス。

何も知らずに採用してしまって、後々メンテナンス費用を取られるのは精神的にも金銭的にも辛いですから、しっかりと確認しておく必要があります。

ryo&haru
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ここからは板張りと弾性リシンのメンテナンスについて解説しますね!

板張り外壁のメンテナンス

板張り+弾性リシンのメンテナンスについて

外壁のメンテナンスは、「板張り」と「弾性リシン」で考え方が大きく異なります。
それぞれの特徴を比較しながら解説します。

板張り外壁のメンテナンス

我が家では杉の無垢材にウッドロングエコを施工しています。

この塗料により木材の表面が酸化し、腐朽菌が入りにくくなるため、基本的にはノーメンテナンスでも問題ありません。

ただし、経年変化によって色味は変化していくため、色を維持したい場合は定期的な再塗装が必要になります。

弾性リシンのメンテナンス

弾性リシンは、一般的には7年程度で塗り替えが必要とされています。
ただし我が家は軒を大きく出しているため、約15年は持つと想定しています。

実際にハウスメーカーに確認したところ、1階の半分を塗り替える場合でも、廃棄費用や足場代などを含めて約50万円程度とのことでした。

結論:メンテナンスの考え方は「見た目重視か、手間を減らすか」

板張りは「経年変化を楽しむならほぼノーメンテナンス」、弾性リシンは「定期的な塗り替え前提」となります。
どちらが良いかは、見た目の変化を楽しむか、メンテナンスの手間を減らすかで選ぶのがおすすめです。

15年後に約50万円のメンテナンス費用がかかると分かっていれば、計画的に準備しておくこともできます。

外壁選びを迷っている方へのアドバイス

家を建てたのにメンテナンスのことだけを考えて、自分たちの好きじゃない家ができるのって悲しくないですか?

せっかく建てるなら中も外もどこをとっても大好きな家。
帰ってきた時に外観を見て『やっぱりこの外壁にしてよかったな』って思えると、毎日がちょっとだけ豊かになると思います。

まずはこんな外壁がいい!と思えるデザインの外壁を探して、その外壁の費用はどれくらいかかるのか、メンテナンスはどのくらいの頻度でどれくらいの費用がかかるのかをしっかりと把握しておくことが重要だと思います。

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