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家の中でいちばん長い時間を過ごすLDK。
だからこそ、我が家では「家族が自然と集まる、居心地の良い場所」を目指して、間取りから造作家具、照明計画まで一つひとつ丁寧にこだわりました。

我が家のLDKは 21.5畳のL字型。理想だった一直線のLDKは土地の関係で叶いませんでしたが、その代わりに 移動距離が短く、家族の気配がより近くに感じられる“コンパクトで質の高いLDK” が実現できました。
今回は、そんな我が家の LDKのこだわり7選 をご紹介します。これから家づくりをする方のヒントになればうれしいです。
🪑我が家のLDKのこだわり7選
勾配天井でつくる、開放感のあるリビング

我が家のリビングには勾配天井を採用しました。
天井の高さに変化をつけることで、同じ21.5畳でも数字以上の広がりを感じられます。
- 圧迫感がない
- 窓方向へ視線が抜けて、開放感アップ
- 開放的でも落ち着く空気感
L字LDKの「こもり感」が心配でしたが、勾配天井のおかげで心地よいバランスに。
L字LDKで家族との距離が近い空間に
土地の形状から、一直線LDKは断念。
かわりに採用したのが L字型のLDKでした。

L字はデメリットもありますが、我が家ではむしろメリットが強く感じられそうです。
- 家族の距離が近く感じられる
- 移動距離が短い
- ダイニングとリビングがお互いの気配を感じられる
住んでみてどう感じるかはこれからですが、現時点では「機能と心地よさのバランスがいい形」だと思っています。
造作窓ベンチで“居場所”を増やす工夫

我が家のLDKの象徴でもあるのが、テレビボードからつながる 造作の窓ベンチ。
- 奥行き:400mm
- 高さ:380mm
- 素材:杉
- 内部は空洞 → スタディスペースとして使える
「どこに座っても心地いい家にしたい」という想いから、座れる場所を増やしました。
昼はベンチ、夜は映画を見る時のサブソファ、コーヒーを飲みながら庭を眺めたりなど、使い方の幅が広がるのも魅力です。
南側3.6mの大開口窓 × 深い軒で“明るくて夏に強い家”へ
大開口の窓は 幅約3.6m の3連窓。(縦滑り+FIX+縦滑りの構成)

景色はそこまで良くない土地ですが、
「庭を眺められる心地よさ」を優先しました。
さらに、軒を 3.6m 出しているため…
- 直射日光はほぼ入らない
- でも部屋はしっかり明るい
- ウッドデッキが軒下に入り、夏も使いやすい
夏に強い間取りになった一方で、冬の日射取得は期待できないため、どちらかといえば「夏優先」の設計です。
家具を先に決めて“間取りを合わせた”家づくり
我が家は間取りが固まる前に ソファ(約2m) を決定済みでした。
そのメリットは大きくて…
- テレビとの距離(約2.5m)を適正に配置できた
- 窓や動線が家具に干渉しない
- 住んでからの「置けない」という後悔を防げる
家具から逆算する家づくりはかなりおすすめです。
Ⅱ型キッチン×回遊動線で“使いやすさと開放感”を両立

キッチンは ウッドワンのⅡ型キッチンを採用。
- シンク側がアイランド
- コンロ側が壁付け
- ラウンドテーブルは壁付けしない独立型
Ⅱ型にした理由は…
- 油跳ねが広がりにくい
- 壁側にレンジフードがつき、圧迫感が減る
- 家族と対話できる位置で料理ができる
- キッチンからダイニング&ウッドデッキの距離が同じで動きやすい
- 作業スペースが広いので、家族と一緒に料理ができる
ただし、回遊動線はスペースを取るため、採用可否は慎重に検討する必要があります。
ダイニングの主役は造作ラウンドテーブル×名作ペンダント
ダイニングは φ120cmの造作ラウンドテーブル。
照明には
&Traditionの「FLOWERPOT PENDANT」 を採用。

丸いテーブル × 丸いペンダントで統一感が出て、LDK全体にやわらかい雰囲気が生まれました。
さらにキッチンのシンク上には
flameのペンダントライト「marshmallow」を2灯 取り付けて、光のリズムも心地よく。

LDKの照明計画は、空間の印象を決定づける重要なポイントです。
まとめ
理想だった一直線LDKは叶わなかったけれど、結果的に我が家らしい暮らし方にフィットした“L字LDK” ができました。
- 家族の距離感
- 居場所の多さ
- 光の入り方
- 家事動線
- 家具との相性
これらを丁寧に積み上げていくと、数字の広さ以上に「心地の良い空間」になると感じています。
これからLDKづくりをする方の参考になれば嬉しいです。



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