我が家の寝室のこだわり7選|1階に設けた安らぎと機能性を両立した空間

寝室

家づくりを考える上で「寝室は寝るだけの空間だし、こだわりは必要ないかな」と思う方も多いと思います。

確かに寝るだけの空間かもしれませんが、1日の1/3は睡眠なんです!せっかくなら睡眠の質が上がるようなリラックスできる空間になったらいいと思いませんか?

我が家の寝室は、暮らしやすさと心地よさを両立した空間を目指しました。
1階に寝室を設けることで、日々の動線を楽にし、将来的にも安心して使い続けられる間取りに。

ただ便利なだけでなく、木の温もりと灯りの演出で、毎晩が小さな癒しの時間になるような寝室づくりをしています。

今回は、そんな我が家の寝室のこだわり7選を紹介します。


① 1階寝室で将来も安心の暮らし

寝室を1階にしたことで、階段を使わずにアクセスできる安心感があります。
老後や体調が悪い日でも無理なく過ごせる動線が魅力。

ただし、リビングやキッチンの音が聞こえやすいというデメリットもあるので、
音に敏感な方は位置や壁の防音対策を検討するとよいでしょう。

今のアパートがリビングと寝室が扉1枚で仕切られている間取りで、夫の私が3交替勤務をしているのですが、問題なく暮らせているため新居ではリビング横に寝室を配置しました。

我が家の間取りの考え方はこちらをチェック!


② 天井は栂(つが)の羽目板で“木に包まれる寝室”に

天井には栂(つが)の羽目板を採用しました。
寝転がったときに見上げると、柔らかい木目が視界いっぱいに広がり、まるで森の中にいるような心地よさ。

床材の杉の無垢床と天井からの木の匂いに包ままれ、視覚・嗅覚・触覚でリラックス空間を作り上げます。

一日の疲れを癒し、深い眠りへ導いてくれる空間です。


③ 枕元の造作棚でスマートに収納

枕元には造作の小棚を設け、スマホやティッシュ、時計などのちょっとした小物を置けるようにしました。
すぐ手が届く位置に必要なものがあることで、生活のストレスがぐっと減ります。


④ 小上がり+間接照明で旅館のような特別感を演出

イメージ

寝室の床はベッド部分を小上がりにして+150mm上げています。

段差をつけることで空間に奥行きが生まれ、まるで高級旅館のような雰囲気に。

足元には間接照明を仕込み、調光機能で光を最小限にすれば、常夜灯のようにも使えます。


⑤ 照明は3種類を組み合わせて落ち着く空間に

照明計画は特にこだわりました。

引用:Toolbox
  • 枕元の壁にはブラケットライト(電球頭が塗りつぶされたタイプ)を採用。
     眩しさを抑えてやさしく灯ります。
  • 段上げの足元には間接照明を。
  • 右隅にはお気に入りのペンダントライトを低めに吊るして、光の重心を下げ、落ち着いた印象に。

ダウンライトを設置しないことで天井が綺麗に見えるのと同時に、寝る前に上からの光を浴びて体が覚醒状態になるのを防ぎます。


⑥ 壁は自然素材の塗り壁「ウォーロ」でDIY

引用:ウォーロ

枕元の壁には、自分たちで自然素材の塗り壁「ウォーロ」を施工。

自分たちでDIYすることで塗りムラも味わいとして残り、時間が経つほどに愛着が湧くポイントです。

湿度を調整してくれる自然素材なので、寝室の空気もやさしく保たれます。


⑦ 東窓で朝日を取り入れ、気持ちよく目覚める

窓は東側に配置。朝日がしっかり入るため、自然な光で目が覚める爽やかな朝を迎えられます。
一日の始まりを心地よく感じられる、我が家お気に入りのポイントです。


我が家の寝室の課題点

メリットが多い1階寝室ですが、

  • リビングやキッチン音が聞こえやすい
  • ホテルライクを意識してあえて収納を設けていないため、布団は2階押し入れに収納する必要がある
    といった点は注意が必要です。

まとめ

「寝るだけの場所」ではなく、一日の疲れを癒し、次の日へのエネルギーを充電する空間としての寝室。
木の温もり、光の演出、素材の質感を大切にした我が家の寝室は、
日常の中にちょっとした“非日常”を感じさせてくれるお気に入りの場所になりました。

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