──やめた理由と、後悔しない考え方
注文住宅の打ち合わせが進むにつれ、色々調べるほどに魅力的なオプションは次々に現れます。
しかし現実は、すべてを採用できるほど予算は無限ではありません。

我が家も例外ではなく、最終的にいくつかの高額オプションを断念しました。
ただし、「後悔した」のではなく「納得の行く形で断念」しました。
この記事では、
- 実際に見積もりまで進んだ高額オプション
- なぜ欲しかったのか
- なぜ断念したのか
- 代替案と今の満足度
を正直にまとめています。
これから家づくりをする方の「取捨選択」の参考になれば幸いです。
我が家の前提条件(判断の軸)

- 建物本体価格:約3,500万円
- オプション予算枠:約100万円
- 耐震:許容応力度計算による耐震等級3
- 地盤改良費:約150万円(想定外)
- 予算増の主因:
- ウッドワンのⅡ型キッチン
- 照明・造作家具などの“ちりつも”
👉 「毎日使う場所」と「構造の安心」は優先、
それ以外は冷静に見直す という方針でした。
① 木製サッシ(差額 約100万円)|素材感は最高。でも…

欲しかった理由
- 無垢材ならではの質感
- 室内外の雰囲気が一段上がる
- “本物”の素材への憧れ
断念した理由
正直なところ、
「サッシに100万円は出せなかった」
これがすべてです。
性能面で致命的に劣るわけではありませんが、
予算100万円あれば他にできることが多すぎました。
代替案と満足度
- 室内側に木製の化粧枠を標準仕様で採用しているハウスメーカーだった
- 見た目の満足度は十分
👉 雰囲気は出せる。費用対効果を考えると正解だった判断。
② 薪ストーブ(総額 約250万円)|未練はあるが、タイミングの問題

欲しかった理由
- 炎のある暮らしへの憧れ
- 冬の主暖房としての魅力
- 非日常感
断念した理由
最大の理由は検討タイミングです。
- 間取りがほぼ固まった後に候補に浮上
- 煙突・耐熱壁・床補強など大幅な変更が必要
- 追加250万円は現実的ではなかった
今の評価(A:いつかやりたい)
正直、未練はあります。
ただし、
- 最初から「絶対に採用する」と決めていれば可能性はあった
- 後付けを目標にすることで、今は納得できている
- 我が家のウッドデッキスペースは土間部分が完全に軒で隠れるので、将来簡易的な半外空間にリフォームして薪ストーブを設置することが可能
👉 これは「後悔」ではなく「将来の楽しみ」。
③ ジョリパット(差額 約70万円)|性能より初期コストを優先

欲しかった理由
- 弾性リシンより耐用年数が長い
- 意匠性が高い
- 塗り替え頻度を抑えられる
断念した理由
- イニシャルコストが高い
- 弾性リシンの耐用年数・メンテナンス費を理解した上で判断
※ 外壁については別記事で詳しく解説済み
今後の可能性
- 将来の塗り替えタイミングで、資金に余裕があれば再検討
👉 初期費用を抑え、将来の選択肢を残す判断。
④ 寝室のプライベートテラス(約100万円)|憧れは形を変えて実現

欲しかった理由
- 妻の強い憧れ
- 寝る前に外で過ごす優雅な時間
断念した理由
- コスト
- 1階寝室でテラスをとると庭が狭くなる
- 他の間取りでも実現できそうだった
代替案(C:納得できた)
- リビングの庭をウッドフェンスで囲い、プライベートテラス化
👉 使う頻度と満足度を考えると、むしろこちらで正解。
⑤ プレウォール工法(約100万円)|安心はすでに確保できていた
欲しかった理由
- 地震への備え
- 構造的な安心感
断念した理由
- 許容応力度計算で耐震等級3を取得済み
- これ以上の投資は「過剰」と判断
- 余裕があれば採用した方が良いのは理解している
評価(B:やめても不安は無い)
- 安心材料としては魅力的
- ただし、現状の耐震性能で十分
👉 数値で裏付けられた安心があるなら、追加投資は不要と判断。
⑥ キッチン天板 クォーツ(フィオレ)ストーン(差額 約40万円)|美しさの方向性の違い
欲しかった理由
- 高級感
- 傷・汚れに強い
断念した理由
- 差額40万円
- 経年美化を楽しめる素材にも夢があった
代替案(C:納得)
- ステンレス天板(バイブレーション仕上げ)
👉 使い込むほど味が出る素材を選んで正解。
詳しくはキッチン記事で紹介しています。
高額オプションを断念して学んだこと
- 「高い=正解」ではない
- 判断基準は価格ではなく優先順位
- 代替案を考えれば満足度は落ちない
- 未練が残るものは「いつか」に回してもいい
- 家は少しずつ完成させていくこともできる
まとめ|後悔しないための考え方

※この記事には広告が含まれます
高額オプションや間取りを前にして迷ったとき、
我が家は「全部を採用する」よりも
「何を優先するか」を考えることが大事だと感じました。
もし今、間取りから悩んでいるなら、
第三者に整理してもらうのも一つの方法です。
高額オプションをやめることは、
妥協ではなく選択です。
我が家の場合、
- 毎日使うキッチン
- 居場所の多さ
- 照明計画
- 妥協のない家具
- 構造的な安心
ここにお金を使ったことで、
他を手放しても納得できました。
これから家づくりをする方には、
ぜひ「全部を取ろうとしない勇気」を持ってほしいと思います。





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