家づくり中は、「採用して良かった設備」や「おすすめ設備」の記事をたくさん読みました。
もちろん、それらの記事はとても参考になります。
でも、実際に住み始めて感じたのは、本当に知りたかったのは設備のスペックではなく、
「その設備が、どんな暮らしをつくってくれるのか」
ということでした。
私たちが採用して良かったと感じているものは、どれも豪華な設備ではありません。
毎日の何気ない時間を少し豊かにしてくれるものばかりです。
今回は、実際に住み始めて約1か月。
心から「採用して良かった」と思えたものを、暮らしの変化と一緒にご紹介します。
朝ごはんを外で食べることが、日常になった

その暮らしを叶えてくれたのが、軒下の半外空間です。
家づくり中は、「BBQを楽しめる場所があったらいいな」くらいの気持ちで考えていました。
ところが住み始めてみると、一番使っているのはBBQではありません。
朝ごはんです。
休日だけではなく、時間に余裕がある日は自然と外へ出て朝食を食べるようになりました。
今では週に3回ほど使うこともあり、すっかり暮らしの一部になっています。
軒がしっかりかかっていることで、雨でも気にせず過ごせますし、夏の日差しもやわらげてくれます。
「今日はアウトドアをしよう」ではなく、
「今日は外で食べよう。」
そんな気軽さが、暮らしを想像以上に豊かにしてくれました。
軒についてはこちらの記事で詳しく紹介しています👇
帰るたびに、木の香りに迎えられる

住み始めて約1か月。
今でも玄関を開けると、木の香りがふわっと広がります。
最初だけだろうと思っていましたが、毎日帰宅するたびに
「やっぱりいい香りだな」
と思います。
家に帰ることが少し楽しみになる。
そんな感覚は、カタログでは伝わらない魅力でした。
裸足で歩きたくなる家になった
無垢床を採用して本当に良かったと思う瞬間は、毎日の中にたくさんあります。
特に、お風呂上がり。
足裏が少し湿っていても、杉の床が一瞬でジメジメを吸ってくれて、すぐにサラサラになります。
この気持ち良さは、実際に体験しないとなかなか伝わりません。
そして面白いのが、気付くと手で床を撫でてしまうこと。
足よりも手の方が敏感なのか、通るたびに木の質感を確かめるように触れてしまいます。
毎日肌に触れる場所だからこそ、自然素材を選んで本当に良かったと感じています。
床材について詳しく知りたい方はこちら
夜のリビングが、落ち着く場所になった
我が家はダウンライトを極力減らし、照明の重心を低くする計画にしました。
住む前は、ここまで違いがあるとは思っていませんでした。
夜になると、天井全体が明るい空間ではなく、必要な場所だけがやさしく照らされます。
木の素材とも相性が良く、自然と気持ちが落ち着きます。
帰宅してソファに座った瞬間、
「ああ、この家にして良かった。」
そう思える時間です。
失敗しない照明計画を知りたい方はこちら
視線だけを隠して、暮らしは隠さない

我が家ではロールスクリーンではなく、暖簾を採用しました。
普段は横へ寄せて開放的に。
来客時だけサッと戻して視線を隠せます。
そして一番気に入っているのは、
下ろしたままでも通れること。
ロールスクリーンでは、一度上げないと移動できません。
暖簾なら、視線は遮りながら生活はそのまま続けられます。
見た目だけではない、暮らしやすさを感じています。
夫婦で料理をする時間が増えた

採用したのは、ウッドワンのⅡ型キッチン。
最初は見た目が気に入って選びました。
でも実際に住んでみると、一番変わったのは料理の時間でした。
作業スペースがとても広いので、二人で並んでも窮屈になりません。
自然と
「一緒に作ろうか。」
という時間が増えました。
料理が家事ではなく、夫婦で楽しむ時間になったことは、大きな変化でした。
食器洗いではなく、自由な時間が増えた

ミーレの食洗機は、本当に一日分の食器が全部入ります。
お皿だけでなく、大きな鍋やフライパンまで入るので、手洗いするものがほとんどありません。
食器を洗う時間が減ったというより、
自由な時間が増えた。
そんな感覚です。
食後にゆっくり話をしたり、好きなことをする時間が増えたことで、暮らしの満足度が大きく上がりました。
「掃除しなきゃ」がなくなった

ロボット掃除機を導入してから、自分で掃除機をかける回数はかなり減りました。
最近のロボット掃除機はマッピング性能も高く、部屋の隅までしっかり掃除してくれます。
正直、自分で掃除機をかけるより綺麗なのではと思うこともあります。
掃除を頑張るのではなく、
気付いたら家がきれい。
そんな暮らしになりました。
妻のお気に入りの場所ができた

私が気に入っている場所とは別に、
妻にはお気に入りの場所があります。
それが窓ベンチです。
毎日のようにそこへ座り、編み物をしています。
レースカーテンを2枚重ねにしたことで、光がやわらかく入り、とても落ち着く空間になりました。
自分だけではなく、家族にもお気に入りの居場所ができたことは、本当に良かったと思っています。
窓ベンチなどの造作家具を作るときは間取りが命!!
間取りで悩んでいる方におすすめの記事はこちら👇
「流行」より「自分たち」を選んで良かった
家づくり中は、ハイドアもかなり悩みました。
でも結果的には採用しなくて正解だったと思っています。
我が家は、LDKから各部屋へ向かう間取りです。
だからこそ、タレ壁があることで、
「ここから先はプライベートな空間」
という切り替えが自然に生まれています。
流行だけで選ばず、自分たちの暮らしに合うものを選んだことは、大きな満足につながりました。
コットンクロスだけは、少し気を遣います
もちろん、完璧なものばかりではありません。
コットンクロスは、見た目も質感も本当に気に入っています。
ただ、その分汚れには気を遣います。
それでも、このやさしい質感や自然な風合いを見るたびに、
「採用して良かった。」
そう思える素材です。
少し手間がかかることも含めて、愛着につながっています。
まとめ
家づくりをしていると、
「何を採用するか」
に目が向きがちです。
でも、住み始めて感じたのは、本当に大切なのは設備そのものではなく、
その設備が、どんな毎日をつくってくれるのか。
ということでした。
朝ごはんを外で食べること。
帰宅すると木の香りに包まれること。
裸足で無垢床を歩く気持ち良さ。
夫婦で料理をする時間。
家族それぞれにお気に入りの居場所があること。
どれも特別な出来事ではありません。
でも、その何気ない日常の積み重ねが、私たちにとっては「豊かな暮らし」につながっています。
もし今、家づくりで何を採用するか迷っているなら、ぜひ「人気だから」「便利そうだから」だけではなく、
「これを採用したら、どんな毎日を送りたいか。」
そんな視点でも考えてみてください。
きっと、家づくりがもっと楽しくなると思います。
これからも実際に住んで感じたことを、良かったことも気になったことも正直に発信していきます。
家づくりを検討している方の参考になれば嬉しいです。





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